龍野北高校総合デザイン科の清水浄先生をお迎えし、「高校生がつくる町づくりと文化」についてご講演して頂きました。
兵庫県立龍野実業高校デザイン科では、学校で学んでいるデザインを使って生徒が企画運営する①地場産業の皮革を使った「ファッションショー」、②旧城下町全域を美術館に見立て、地域ぐるみの展覧会や演奏会を繰り広げる「町ぢゅう美術館」といった魅力ある活動を校外で実施・展開しています。
「ファッションショー」は2,300人、「町ぢゅう美術館」は6,000人と観客が年々増大し、今では市・県・企業・各学校など、産官学民を巻き込んだ地域ぐるみの取り組みに発展しました。「生徒の学習に対するモチベーションを向上させる」取り組みが地域の様々なサポートを得て、「高校生が町おこしの活動の中心！」という取り組みに変化し、さらに「町全体で次世代を担う人材を育てる」という新たな方向に発展し始めています。
高校生が地域社会を再生する「鍵」となっている活動についてご講演頂くとともに、産官学民の地域連携を通して、「地域」や「まち」を「ブランド」として構築するための人材育成や協力関係・役割を学ぶケースをご紹介頂きました。
※ご参考
●兵庫県立龍野実業高校デザイン科での取り組み（H19年度まで）
http://www.hyogo-c.ed.jp/~tatsuno-ihs/D/8/19.htm
●「太鼓判の観光地（優秀観光地づくり）」でも紹介されています！
http://yuusyuu.nihon-kankou.or.jp/details.php?id=001
●マスコミでの紹介例（一部）
・たつの・県立龍野実業高校（2008年5月20日asahi.com）
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000140805200001
・古民家や商店でアート！「町ぢゅう美術館」たつの
（2009年2月22日神戸新聞）
http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0001715868.shtml
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